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No.7 表紙写真
撮影:臼井圭一郎(山梨県立科学館)
撮影日時:2019年11月29日 05:06:45
撮影場所:長野県南牧村
カメラ: Canon EOS 6D
露光時間:60秒露光
レンズ:シグマ15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE
絞り:F 4
ISO:ISO 2500
焦点距離:15 mm
ポータブル赤道儀にて追尾撮影
表紙コラム:「春の星」は春だけのもの?
この写真には、「春の大曲線」「春の大三角」「春のダイヤモンド」といった、よく知られた星空の目印が大集合しています。
「春の星」「春の星座」などという場合、その星や星座は春の宵に、南の空に見えるものを指します。つまり、春にしか見えないわけではありません。この写真のように、すでに11月末には、明け方の東の空に春の目印が見え始めているのです。4月も半ばになると、これらの星並びは南の空高くにあり見つけやすくなりますが、深夜にはもう「夏の大三角」が昇ってきます。
日々夜空を見上げることで、地球の自転によって同じ場所に見える星は時間が経つと変わっていくこと、また公転によって同じ時間に見える星も毎日少しずつ変わっていくことが実感できるでしょう。